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妻の不倫が原因で離婚へ。しかし1年後、元妻の不倫相手から養育費を払えと連絡がきました。

弁護士法人ALG 執行役員 弁護士 谷川 聖治
この記事の監修
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元妻と不倫相手は再婚したみたいですが、私に対していまさら養育費の請求って出来るのですか?ちなみに子供は3歳です。

元妻の不倫相手(元妻の夫)から養育費の請求をされることはありませんが、場合によっては、元妻自身から養育費の請求をされる可能性があります。

この問題については、再婚相手と子どもが養子縁組しているかどうかによっても結果が異なります。

まず、養育費がどのような場合に発生するかと言うことを理解する必要があります。養育費は、親子関係があることによって発生します。また、子どもは未成年である必要があります。そこで、未成年の子どもがいて、一緒に暮らしていない場合、基本的に養育費を支払わないといけません。このことは、離婚後でも同じです。離婚時に養育費の取り決めをしていなくても、親子関係がある以上、子どもが成人するまでの間はいつでも養育費の請求をされる可能性があります。今、お子様は3歳ということなので、離婚後数ヶ月や数年が経っていても、相手は基本的にあなたに養育費の請求をすることができます。ただし、請求する権利を持っているのは相手本人であり、相手の不倫相手=再婚相手ではありません。

ここまでが養育費の基本的な理解ですが、子どもと相手の不倫相手(=再婚相手)が養子縁組した場合には、この不倫相手に経済力があるなら養育費は発生しなくなります。この場合、子どもの養育義務者は、あなたではなく養子縁組した父親=再婚相手になるからです。

そこで、この件においても、子どもと再婚相手の男性が養子縁組をしていたら、あなたは養育費を支払う必要がなくなる場合があります。そうでないケースでは、養育費支払に応じる必要があります。

養育費の請求期限はないのでしょうか?

養育費に請求期限はあります。それは、子どもが20歳になる月までです。

養育費は、未成年の子どもの養育監護にかかる費用のことなので、子どもが成人するまで発生するものだからです。

ただ、養育費は、過去の分まですべて遡って請求できるものではありません。たとえば、離婚後半年してから養育費の請求をされることがありますが、その場合、支払いは養育費の話合いがついたときからでかまいません。離婚時の分からすべて遡って支払いをする必要はないと言うことです。当事者同士の任意の話合いで養育費の金額を決められない場合には、家庭裁判所で養育費調停をすることになりますが、この場合、支払いの計算は、調停申立時からの分になります。調停前に話し合いをしていた期間の分については、支払をしなくて良くなることが普通です。

つまり、養育費の請求期限についてまとめると、子どもが成人するまでの間はいつでも請求できる、ということにはなりますが、認められる始期は、当事者の話し合いで比較的自由に定めることができるのであり、遡る必要はないということです。たとえば、養育費の支払いの合意ができたときからの分にすると(一切遡及しないという意味)、支払い側にとっては有利になります。

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私は現在再婚していますが、養育費を払う必要があるのでしょうか?また、仮に独身だった場合はどうなりますか?

こちらが再婚している場合であっても養育費の支払いは必要です。ただ、その場合、こちらが独身の場合よりも養育費の金額が下がります。

養育費の計算をするときには、支払いをする側の生活費も勘案した金額になります。そうでないと、支払いをする側が生活出来ないことになってしまうからです。このことは、養育費の算定表において、支払い側の収入が高くなったら養育費が上がり、支払側の収入が低くなったら養育費が下がることからもわかります。

そして、支払い者が再婚した場合、再婚相手を扶養しないといけなくなります。そこで、再婚相手を扶養する分、前の子供に支払う養育費を減らしてもらうことができます。自分の再婚相手との間に子供ができると、新しい子供を養育しないといけないため、さらに前の子供に支払う養育費の金額が下がります。

ただ、独身の場合には、そのような養育費の減額要因がまったくなく、支払い者の収入は、自分の分と前の子供の養育費にしか充てられません。そこで、再婚したり新しい子供がいたりするケースよりも養育費の金額が高額になります。

まとめ

このように、再婚と養育費の問題は複雑になりやすく、計算方法もややこしくなりやすいです。自分ではよくわからない場合には、弁護士に相談に行くと良いでしょう。

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