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財産分与が複雑となる資産家夫婦の熟年離婚の事例

ご依頼者様及び子供が経済的に充実した内容での離婚

状況 離婚
離婚の原因 不倫・浮気 DV 有責配偶者
離婚の争点 慰謝料 財産分与 その他
手続きの種類 調停
担当事務所 大阪法律事務所
結果
  • 【財産分与】
    不動産20件を譲渡する
    9件の銀行預貯金債権を単独で所得する
    約5000万円を支払ってもらう
  • 【慰謝料】
    200万円支払ってもらう
  • 【養育費等】
    子の監護養育については申立人が行うの原則だが、相手方も協力する
    子の大学卒業までの学費を相手方が負担する

事案概要

資産家の夫婦であり、たくさんの不動産や株式や預貯金を保有しています。

しかし、ご依頼者様である妻は、相手方である夫に財産管理は任せており、財産の状況を全く把握していませんでした。

相手方は、かなり女癖が悪く、昔から何度も不貞をしていました。その都度喧嘩になっていたのですが、ご依頼者様は子供のことを考えて離婚をためらっていました。

ご依頼者様は、相手方が不貞相手の女性やその女性の子供と旅行に行ったり、同じ家で家族のように過ごしていることを知りました。

相手方が不貞相手の女性から財産を奪い取られてしまうと、ご依頼者様や子供の将来も暗転してしまいます。

ご依頼者様は、自分だけではなく子供すら蔑ろにされていると感じて、離婚を決意しました。

弁護士方針・弁護士対応

養育費の額や、養育費の終期が争点となりました。

結果

まずは、財産内容を把握出来てないので、財産調査で受任しました。

ご依頼者様自身はどの程度資産があるか全く把握していませんでしたが、調査の結果、極めて多額の資産があることが判明しました。

十分な証拠を整えて、調停の申立てと同時に、金融資産の残高と履歴を開示する調査嘱託(裁判所から銀行等に質問してもらう制度)を申し立てました。この結果、金融機関から相手方名義の口座の履歴が開示され、多額の金融資産の存在が判明しました。

相手方は財産分与を避けるために、ご依頼者様に直接連絡し、調停を取り下げるように何度も依頼してきました。ご依頼者様の心が揺れ動いたこともありました。弁護士は一度や二度ではない不貞の経歴からして相手方が悔悛して行動を改める可能性は殆どないことを説明し、子供の生活を守るために財産を確保するべきであると説得しました。ご依頼者様も離婚して安定した生活を手に入れることを重視する方針を貫きました。

財産分与の額についても相手方は相場より大幅に少額な提示しかして来ませんでした。当方は、不貞や財産評価の証拠を示し、自営業についてご依頼者様が財産的にも労働力としても貢献していることを主張しました。極めて長期間の調停になりました。当方が訴訟に踏み切る可能性を適示し、粘りづよく交渉した結果、ご依頼者様としても十分に納得のいく財産分与を実現することができました。

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