挙動の全く読めない妻本人を相手方として交渉にて離婚を成立させた事例
協議離婚の交渉
| 状況 | 離婚 |
|---|---|
| 離婚の原因 | DV モラハラ |
| 離婚の争点 | その他 熟年離婚 |
| 手続きの種類 | 交渉 |
| 担当事務所 | 埼玉法律事務所 |
| その他 | 介護 |
- 結果
- 【依頼前】
交渉自体不能 - 【依頼後・終了時】
協議離婚の成立
- 【依頼前】
事案概要
依頼者と相手方は約6年間の婚姻期間がありました。
相手方は婚姻当初より感情の起伏が激しく、依頼者は精神的に疲弊していた状態です。
相手方自身のがん再発等の闘病生活について依頼者は懸命に支えてきましたが、その看護の中、相手方による依頼者への暴行・暴言が重なり、依頼者は別居をせざるを得なくなり、弊所に相談いただきました。
弁護士方針・弁護士対応
相手方は一貫して弁護士をつけず本人対応を継続していました。
相手方の性格(約束違反を平然と繰り返す)を依頼者から初期に十分に共有いただいていましたので、担当弁護士はサブプランとして離婚調停の申立てを実施しつつ、離婚訴訟提起まで見据えた「線」の交渉を示し、一貫した方針のもと、「どんなに時間がかかっても必ず離婚を実現する」との姿勢を相手方に示し続けました。
難航の末、離婚協議書の取り交わしに成功しましたが、担当弁護士と依頼者の予想通り、離婚協議書の重要部分について相手方側は違反を繰り返し、依頼者や担当弁護士に対して脅迫を始めるに至りました。
しかし、担当弁護士は一貫した姿勢を示し、相手方側に毅然とした対応を示した結果、相手方側による離婚届の提出と金銭的清算を実現しました。
結果
協議離婚の早期実現(依頼から3か月以内)です。
通常、対本人の場合、交渉は難航し、長期化する傾向があります。
しかしこの件は依頼者と弁護士が密に情報を連携し、相手方本人に則した一貫した対応を示し続けることが奏功した事案といえます。
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